住宅ローンを組んでの住宅購入は紛れも無い不動産投資の一つ!

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マンションや戸建住宅を購入する理由は様々なものがありますが、住宅ローンを組んで住宅を
購入することは紛れもなく不動産投資の一つになります。

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なぜなら、ローン=借金であり、借金をしてマンションなり戸建住宅を買うというのは、その背景にどういった理由があるにせよ、変動や固定の融資金利を支払って、返済義務を負うことになるからに他なりません。

そもそも投資とは、将来的なベネフィット(幸福や利益)を期待して、リスクを背負ってお金や時間などを投じる行為です。

不動産投資というと、将来の土地の値上がりを期待して…とか、インフレが起こることを期待して…といった実利的なベネフィット(利益)を想像される方も少なくないかもしれませんが、将来的なベネフィットには安定的な生活基盤や子供との満足度の高い生活空間なども幸福感といったベネフィットに入ります。

例えば、賃貸住宅にお住まいの家族が、家族が増えたし、長く安心して暮らせる住環境が欲しいと望んで、住宅購入に至るのは、まさに、幸福感といったベネフィットを得るために、ベネフィットの対価として、ローン=借金と融資金利というリスクを引き受けて不動産投資を行なっているということになります。

住宅ローンを組んで住宅を購入することが不動産投資であることは分かったけど…、私には投資とかはよく分からないから…という方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

しかし、不動産であれ、株式であれ、ゴルフの会員権であれ、ゴールドであれ、投資の名のつく行為を行うにあたって、その最も重要なポイントである「リスク」を考えないことは、生活に大きな影響を及ぼす可能性がありますので、十分、慎重に検討する必要があります。

例えば、金利の見直しが5年ごとに行われるフラット35で住宅ローンを組む際、インフレ懸念が強いときに、長期の変動金利を組むことは、大変なリスクを背負うことになります。

話を単純化しますと、

当初、毎月の住宅ローンの支払いが「12万円」だったと仮定し、

5年後、市場金利の上昇に伴い、融資実行金利の引き上げ(上限の125%)が行われるとすると、次の5年後には毎月の住宅ローンの支払は「15万円(12万円×125%)」になります。

そして、次の5年後に市場金利の上昇があり、変動金利の変動幅が再び上限の125%だとすると、その次の5年後には、毎月の支払額が「18万7500円」になります。

当初契約時に、月額12万円だった住宅ローンが市場金利の変動により、10年後には「18万7500円」にまで、上昇したことになります。

上は極端な例ですが、投資におけるリスクの一つである変動金利リスクを物語っています。

いや、金利上昇局面では、変動で組んだ住宅ローンを固定に借り換えるので、そこまで心配しなくても…という方もいるかもしれませんが、例えば、金利上昇局面では、その時は固定金利ももちろん、それなりに上昇していますし、また借り換えの手数料も決して安くはありません。

また、地政学的なリスクもあります。

2011年の3.11に起きた東日本大震災で起きた自然災害は、不動産の投資リスクを明らかにしました。

東京は大きな影響はありませんでしたが、被災した福島、岩手、宮城などでは、人口の流出が続き、さらに被災地では、不動産として大きく価値が減価したところもあります。

筆者は、決して、フラット35で住宅ローンを利用して不動産を購入することに反対しているわけではありません。

むしろ、筆者は様々なリスクを勘案して、都内にフラット35の住宅ローンを利用して、戸建て住宅を購入しました。

筆者がここで、注意を促しているのは、下記のようなアンケート結果が色々なアンケートで見られることが少なくないからです。

マンションや戸建て住宅などを住宅ローンで購入する理由としていつも挙げられるのが、

○家賃を払うのがもったいない
○安心感や満足感のため
○広い間取りに住みたい
○好きなようにリフォームしたい
○家族が増えたから
○財産として残したい
○同じ地域や同じ家に住み続けたい
○賃貸で引越しを繰り返したくない
○親との同居のため

といったところでしょうか。

どの理由も個人の判断ですから、特に問題はないのですが、不動産投資という冷静な視点で考えますと、購入に至るまでに相応の「リスク」も算出する必要があると感じます。

ベネフィットばかりに目を向けてしまいますと、リスクが軽視されがちになりかねません。

住宅ローンを組んでの住宅購入のベネフィットと同時に、当サイトでは「リスク」についても冷静に言及していきたいと思います。

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